2022-01-11

ゲレンデのような塩の山 国内最⼤の物流拠点訪れる

ベルトコンベアから、絶えることもなく純白の塩が降ろされていました。


1月11日は「塩の日」。永禄10(1567)年、今川氏との同盟を破棄し東海方面へ進出を企てた武田信玄に、今川氏と北条氏が武田側に塩が入らないようにしました。そこに、信玄のライバル上杉謙信から越後の塩が送られ1月11日に到着したことを、江戸時代後期の漢学者、頼山陽が称揚して有名になりました。

呉市音戸町渡子にある三ツ子島。貯塩能力は110万メトリックトン。主に化学⼯業の原料として利⽤される輸⼊塩を保管する⽇本国内最⼤の物流拠点です。


三菱商事株式会社とメキシコ政府の合弁会社がメキシコ西部バハ・カリフォルニア・スル州にある世界最大級のゲレロネグロ塩田(486平方キロメートル)で製塩する天日塩。
ゲレンデのような塩の山です。


ケープサイズと呼ばれる巨大なバラ積み船、今治船籍の「潮騒」(8万9777トン)。最大積載量は、17万6827トンにも上ります。

桟橋に付設する橋形アンローダーで、最大毎時2,000トンを荷揚げ。


ベルトコンベヤで保税蔵置場に運び、保管しています。


夜を徹して終日の作業。漆黒の海は、ナトリウム灯の明かりと船の明かり、塩の山に照らされていました。



#ゲレンデ #塩 #山 #国内最⼤ #物流拠点 #三ツ子島 #化学⼯業 #ゲレロネグロ塩田 #橋形アンローダー



 広島ブログ  ふくおかひろし幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am

コメントは、当方で確認して公開します。

0 件のコメント:

コメントを投稿