2019-01-19

芥川龍之介「本是山中人」 父の出身地「美和町」想い寄せた

「人生は落丁の多い本に似てゐる。一部を成してゐるとは称し難い。しかし兎に角一部を成してゐる。 芥川龍之介」

今日は天気が良かったので島を飛び出し文学の世界へ。山口県岩国市美和町の出身。浄土真宗本願寺派真教寺に来ました。

浄土真宗真教寺は龍之介父系の菩提寺にあたります。

芥川龍之介の実父、新原敏三は、山口県岩国市美和町の出身。第二次長州征伐に従軍、負傷した後、東京で牛乳販売業「耕牧舎」を経営し、実業家として成功をおさめます。龍之介は、1904(明治37)年に養父の芥川道章と養子縁組みが整い、戸籍上は芥川家の長男となりますが、実家の新原家に何かあるごとにその事態の収拾にあたりました。

碑文の「本是山中人」(もとこれさんちゅうのひと)は、龍之介の出世作、羅生門の出版祝賀会のとき会場主に書いて渡したものです。

文意は長い間文壇で謎とされていましたが、後年、彼が実父、新原敏三の出身地である、美和町生見に思いを寄せて書いたものと判明しました。




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