2014-09-28

気仙沼で刺し網漁 アイナメの大きさに驚く

 気仙沼文化の本質を見ることを目的として、「ば!ば!ば!の場」が気仙沼市唐桑町で行われた。

 「ば!ば!ば!」は、岩手南部から宮城県にかけて使われている言葉で「知っていますか? びっくり!」の意味。久慈市に行くと「じぇじぇじぇ」となる。

 2回目となる今回は8人が参加。「漁師を知らずして、気仙沼を語るな。」をテーマに、唐桑の漁師  佐々木夫一さんから漁師の暮らしを学んだ。

 佐々木さんは、NHK「ただいま、東北」に出演した経歴を持つ。

 今回は外洋の予定だったが、台風17号の影響で海は大荒れ。内湾で刺し網漁業を体験した。

 網を上げると、アイナメをはじめとした漁獲があった。ご当地ではハマチと読んでいたが、郷土ではヤズ(体長40センチ以下)と呼んでいる小型のハマチも。

 郷里でも刺し網を行っていたが、魚種も違い、これほどの大きなアイナメを見たことがなかった。

 昼食はアイナメの刺身やタナゴの塩焼きなど、地元でとれた魚料理。ヤズの刺身はあっしが腕を振るった。

 佐々木さんは、近海ものをはじめ遠洋漁業もおこなっている。

 カジキの漁や震災の話など、多様な話を聞きながら。舌鼓を打った。


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