40年前広島エフエム開局直前 興奮しエアチェック三昧

「こちらはＪＯＧＵ－ＦＭ、広島エフエム放送です」。

今から40年前の１９８２（昭和57）年10月。中国地方で初めての民放ＦＭ『広島エフエム放送』の試験電波が、広島の空を駆け抜けました。

民放ＦＭ局は、それまで数局しかなく、屋根にアンテナを設置し、大東市飯盛山や北九州市皿倉山の電波を受信。２月に開局したエフエム愛媛が自宅で受信。その後、北海道、長崎、宮城と県域ＦＭ局の開局開局ラッシュ。

12月５日に広島エフエム放送が開局しました。

試験電波は、松任谷由実、浜田省吾、中島みゆきなどの楽曲。今でも、当時のことがよみがえります。

停波時間にもかかわらず、心ときめかしてダイアルを合わせ、エアチェック三昧。

新聞では福山局の周波数は『87.5ＭＨｚ』ですが、開局直前に82.1ＭＨｚに変更しました。

周波数変更は、同局からの手紙にも書かれており土壇場で変更になったことも。

ＲＣＣラジオもを含む民放ＡＭラジオ44局が、２０２８年秋までにＦＭ局となることを目指しています。

ＦＭを受信した喜びや興奮も遠い昔になりました。

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　 　幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am

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