2022-08-06

被爆者救護ジュノー博士 袋町小学校に功績伝える

8月6日は、広島に原爆が投下されて77年。ヒロシマは鎮魂する一日です。

多くの犠牲者を出した太平洋戦争は、平和の尊さを教えてくれました。機会があれば、広島市にある被爆建物、樹木、橋梁を訪れています。

爆心地から460メートルにある、袋町小学校に隣接した場所に、ジュノー博士(1904-1961)のレリーフが飾られています。


「マルセル・ジュノー広場」と刻まれた石碑はジュノー博士の功績を伝えていました。


1945(昭和20)年8月9日、ジュノー博士は、赤十字国際委員会の駐日主席代表として来日。当初の目的は、終戦後に捕虜たちの帰還を行うことでした。
しかし、原爆被害の惨状を知ると連合軍司令部へ救援を要請、終戦とともに調達した15トンの医薬品を持って9月8日に自らも広島入りし、被害調査と治療に携わりました。
被爆後の広島では医薬品不足の状態が続いたため、博士から提供された医薬品は大変貴重なものでした。これらの医薬品の中には、入手困難だった「ブドウ糖注射液」や日本にない「ペニシリン」も含まれています。


2004(平成16)年10月2日、ジュノー博士生誕100年にあたり、博士が1日100人あまりの診療が行われていた袋町国民学校で、人道的・献身的な行為に心から感謝し、「ジュノー広場」と命名しました。


被爆建物の近くにある、博士の顕著碑。多くの命を救った偉業に感謝しています。



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