2020-03-22

新藤兼人監督『裸の島』舞台 『宿禰島』の空気肌で感じる

『宿禰島(すくね・じま)』に漁船が向かっていました。

宿禰島は三原市出身の新藤兼人監督(1912-2012)『裸の島』(はだかのしま)のロケ地です。

経営危機にあった近代映画協会の解散記念作品として、キャストは、乙羽信子と殿山泰司2人、スタッフ13人で瀬戸内海にある宿禰島でロケ。1カ月の撮影期間と500万円の低予算で製作されました。

台詞を排した実験的な作品で、孤島で自給自足の生活を行う4人の家族の葛藤を描いています。

島の周囲は約400メートル。敷地面積約0.74ヘクタール。お椀状の島で中央の高さが約20メートルの無人島です。


山頂に設置されている『裸の島』の碑。遠くからも、はっきり見えました。

小さな小さな島が舞台の実験映画。少しだけ、映像の片足を入れている末端者として、同じ潮風を肌で感じました。

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