梅の木の枝から紅白の花が咲いていました。
都内では大雪の便りが届く中、このあたりは小春日和。
道端に、紅白の梅が咲いた木を見っけました。
このような開花を「源平咲き」といいます。
平安時代の源平合戦のとき、源⽒が⽩い旗を、平⽒が⾚い旗を⽤いていたことから、こう呼ばれています。梅をはじめ、桃や椿、ツツジなどにも⾒られます。
以前にも、ツツジの木で見つけたこともあります。
遺伝⼦の突然変異で、赤い梅の⽊に⽩い花が咲くようになりました。白い花にも、薄っすら紅が乗っています。
このように遺伝⼦の異なる細胞が交じった状態を、学術用語で「キメラ」と呼んでいます。
ギリシャ神話に出てくる頭がライオン、胴がヤギ、尾がヘビという怪物の名にちなンでいます。
この木の種を植えても、紅白いずれかの遺伝⼦しか受け継いでいないため、育てても、源平咲きにはなりません。
紅一点の枝でシジュウカラが遊んでいました。
一代限りの梅の木、鳥が枝に移るたび、花びらが舞いました。
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公式サイト幸か福岡かふくおかひろし
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勉強になります!
返信削除いえいえ、初めて見たときは、びっくりしました。結構、ありますよ🌸
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