岸田劉生『岸田毛糸肩掛せる麗子肖像』の入場券が迎えてくれました。
廿日市市吉和にあるウッドワン美術館に来ました。
人口600人余りの地域に、美術館があります。
岸田劉生のほか、岸田劉生の《毛糸肩掛せる麗子肖像》の落札で話題となり、さらにファン・ゴッホ『白い帽子をかぶった農婦の顔』、ピエール=オーギュスト・ルノワール『花かごを持つ女』など所蔵しています。
「くらべる」をキーワードに、横山大観や上村松園らの近代日本絵画、ファン・ゴッホやルノワールなど近代洋画の魅力を紹介する「日本絵画 美の再発見 ~大観、松園を中心に~」を開催。
普段目にすることがない作品を中国山地の山懐で鑑賞しました。
ご当地の知人から、美術館のルーツを聞きました。
戸建て住宅などに使われている階段材のトップ企業、木製建材メーカーのウッドワン(広島県廿日市市)は、林業、製材業にルーツを持つ強みを生かした製材からの一貫生産体制や、品質にこだわった製品作りで、後発組ながらも業界でトップシェアを持つ企業。
同社の起源は、創業者の父、中本与一氏が大正時代初期に旧吉和村(現廿日市市吉和)で林業を営み、その息子である勇氏が1935(昭和10)年ごろ製材事業を始めたのがはじまり。
1952(昭和27)年、勇氏は、ウッドワンの前身、有限会社中本林業を設立し、現在に至っています。
その後、創業の地である吉和村に美術館やスキー場、宿泊施設建設したとのこと。
吉和村の地に、創業者の中本勇氏の石碑が中国縦貫自動車道を見つめていました。
バスの車中から碑を発見。ご当地の知人に頼んでこの地を訪れました。
ウッドワンの創業の地、訪れる人もなく高速道路はトラックが行きかっていました。
公式サイト幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am
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