2019-09-29

ウッドワン美術館ルーツ訪れる 中本勇翁碑高速道路見つめる

岸田劉生『岸田毛糸肩掛せる麗子肖像』の入場券が迎えてくれました。


廿日市市吉和にあるウッドワン美術館に来ました。


人口600人余りの地域に、美術館があります。


岸田劉生のほか、岸田劉生の《毛糸肩掛せる麗子肖像》の落札で話題となり、さらにファン・ゴッホ『白い帽子をかぶった農婦の顔』、ピエール=オーギュスト・ルノワール『花かごを持つ女』など所蔵しています。


「くらべる」をキーワードに、横山大観や上村松園らの近代日本絵画、ファン・ゴッホやルノワールなど近代洋画の魅力を紹介する「日本絵画 美の再発見 ~大観、松園を中心に~」を開催。


普段目にすることがない作品を中国山地の山懐で鑑賞しました。


ご当地の知人から、美術館のルーツを聞きました。


戸建て住宅などに使われている階段材のトップ企業、木製建材メーカーのウッドワン(広島県廿日市市)は、林業、製材業にルーツを持つ強みを生かした製材からの一貫生産体制や、品質にこだわった製品作りで、後発組ながらも業界でトップシェアを持つ企業。

同社の起源は、創業者の父、中本与一氏が大正時代初期に旧吉和村(現廿日市市吉和)で林業を営み、その息子である勇氏が1935(昭和10)年ごろ製材事業を始めたのがはじまり。

1952(昭和27)年、勇氏は、ウッドワンの前身、有限会社中本林業を設立し、現在に至っています。


その後、創業の地である吉和村に美術館やスキー場、宿泊施設建設したとのこと。


吉和村の地に、創業者の中本勇氏の石碑が中国縦貫自動車道を見つめていました。


バスの車中から碑を発見。ご当地の知人に頼んでこの地を訪れました。

ウッドワンの創業の地、訪れる人もなく高速道路はトラックが行きかっていました。


 広島ブログ
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