2015-03-14

JR大船渡線BRT新路線に 気仙沼-鹿折唐桑-盛まで乗る

JR大船渡線気仙沼駅。まだ夜が明けきらない午前5時30分。気仙沼駅-鹿折唐桑(ししおりからくわ)駅間約2.3キロの工事が完了し今日から新コースでの運行開始となった。

待ちわびた乗客、1人が乗車。大船渡市にある盛駅行きの車両が、定刻の5時31分に気仙沼駅を出発した。

新しい専用道は、単線の線路を道路に仕様変更したもの。専用道内で、正面に車両が近づくとビープ音が鳴り運転手に知らせ所定の場所で離合を行っている。

新しい区間で、汽笛の鳴らす場所の確認やトンネル内の通行など、最終的な確認を行っていた。

定刻通りの5時37分、鹿折唐桑駅に到着。専用道によって所要時間は2分短縮された。

太平洋から昇ってきた朝日を浴びながら、車両は盛駅に。

コックピットでは、標識に従って指差し確認。タイヤのある列車の様だった。

今日から交通系IC乗車券Suicaが利用できるようになったということで、先日購入したこの路線しか使えないodecaの差額をSuicaで払えおうとしたらできないことも判明。運転手に迷惑をかけた。

東北に来て1年近くになる。被害が大きすぎて、目に見える復旧を目にすることが少ない中、工事が始まった昨年8月から追いかけ今日の日を迎えた。

華やかな開業に比べ、始発の乗客はあっしだけだったが、盛駅までの間に乗降する乗客がいた。
震災の傷跡が癒えぬ東北の地で、BRTが生活の一部として利用している姿を見た。



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