2015-02-02

冬の猊鼻渓にユラリ 自然のイタズラにニヤリ

 冬の猊鼻渓(げいびけい)にブラリ。

 季節によって表情が変わるので、今回は雪景色を楽しんだ。

 日本最北端で、日本で唯一、船頭の竿(さお)一本で川上りと川下りが楽しめる場所。

 自然の音しか聞こえない舟にゆられていた。

 モノトーンの世界。木々の雪化粧がコントラストの強い風景を作り出していた。

 船着き場に到着。高さ124メートルの大猊鼻岩が目の前に広がった。

 岩の中ほどには日本百景の獅子(しし)ケ鼻が。

 獅子のことを「猊」と呼び、雨で侵食された鍾乳(しょうにゅう)石が獅子の鼻に似ていることから名付けられた。

 川の浸食によって、イノシシの顔に見える場所も。
運玉を投げ目の部分にあたる穴に入ると、願いがかなうという。

 イノシシや鼻にによく似たものを作り出す自然のイラズラにニヤリ。


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