カサブランカ植付作業に参加 東北の現状訴える

　県立広島病院をはじめとして公共施設に花を届けることを目的として、毎年２月11日に植え付け作業を行っている。

　21回目となる今年は、呉市広町にある幼稚園を会場として、広島県内の地方公共団体、郵便局関係者など、昨年よりも13人多い１４９人が参加。

　カサブランカとマンボ、６１０鉢を植え付けした。

　鉢は、県立広島病院や広島県庁などに届けられ人々の目を楽しませてくれるという。
　
　その後の情報交換会で僭越（せんえつ）ながら乾杯の発声をすることに。

　来月の今日、東日本大震災で発生から４年となると前置きした上で、「月命日となる今日も遺留品の捜索を行っている。広島では震災関連の報道をしていないが、東北では連日震災関連報道をしている。震災後の風化を心配している声が寄せられるので少しでも関心を寄せてほしい。できれば、東北の地も足を向けとほしい」と現状を訴えた。

　東北の地に赴任していることを知らない人から、温かいエールもいただいた。

　本年度もあと２カ月足らず。明日は、東北の地に出発する。




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