2014-08-05

涼を求めて猊鼻渓に 舟上り舟下り楽しむ

 東北の地も夏の暑さが本格となってきた。涼を求めて猊鼻渓(げいびけい)に。

 猊鼻渓は、北上川支流の砂鉄川沿いに、高さ50メートルを超える石灰岩の岸壁が約2キロ続いている。

 大正14年、国の史蹟(しせき)名勝天然記念物に、岩手県で初めて名勝指定され、日本百景のひとつに数えられている。

 ここでは、舟上りと舟下りを舟ざお1本で操船している。

 緑の鮮やかさと空の青さがまぶしい中、自然が作り出した景色に目を奪われた。

 水深は浅い場所が多く、川魚も間近で見られるほど。

 切り立つ渓谷、船頭の「猊鼻追分」が渓谷の中に響いていた。

 暑さを忘れ、自然の音しか聞こえない1時間30分の船旅を楽しんだ。風が強い日を除き、年末年始も運航しているという。秋の紅葉もちょいと期待している。

 猊鼻渓は、ルート上にある大岸壁に突き出た「獅子(猊~しし~)ヶ鼻」が、その名の由来。佐藤猊巌(さとうげいがん)佐藤猊巌(げいがん)が父・洞潭とともに私財を投じて観光地開拓に努め、東の耶馬渓、西の猊鼻渓いわれるほどになった。
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