かなたから、白い船体がゆっくりと近づいてきました。
独立行政法人海技教育機構が運航する航海練習船、2代目「海王丸」(2,566トン)です。
海王丸は7月25日に別府港を出港し、周防大島の安下庄沖に仮泊。本日午後1時過ぎ、江田島沖を通過していきました。
「海の貴婦人」と呼ぶにふさわしい純白の船体。海を進む優雅な姿には、確かな風格が漂います。
マストに幾重にも組まれた複雑なロープ。風を受けて大きく帆を張る姿を想像するだけで、大海原へのあこがれが膨らみます。
海の上でお出迎えしました。乗船者にとって、広島県に入って初めて出会う人だったのかもしれません。大きく手を振ると、甲板からも笑顔で手を振り返してくれました。
7月29日の広島港入港を前に沖合へ仮泊するため、美しい船影はゆっくりと遠ざかり、次第に小さくなっていきました。
海王丸は、初代の後継として1989(平成元)年に就航した大型帆船で、日本丸とともに日本を代表する航海練習船です。
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幸か福岡かふくおかひろし
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