2026-07-22

管絃祭参加「宮島丸」 雅やかな雰囲気包まれる

7月30日に宮島で行われる管絃祭を前に、厳島神社の神事に参加する御座船「宮島丸」がドック入りしていました。



白い船体には船名がくっきりと刻まれ、本番へ向けた準備が整っていました。


宮島丸が神事に加わるようになったきっかけは、1701(元禄14)年の出来事でした。


管絃船団が地御前(廿日市市)からの帰途、荒天に遭い、激しい波に翻弄される中、能美の十三郎と新助の乗る船が御神体を守り抜き、無事に本社へ帰還しました。その献身が称えられ、以来、この船は厳島神社の神事に欠かせない存在となりました。海の民が守り抜いた信仰の歴史は、今も宮島丸とともに生き続けています。


ドックでは船体の整備が進み、喫水線は新しい色に塗り替えられました。船首には緑と赤の唐草模様があしらわれ、祭礼船らしい雅やかな雰囲気をまとっていました。


来週の本番を控え、宮島丸は雅な管絃の音色が響く海を静かに待っていました。

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