2019-06-23

石灰石でできた小大下島 離島の時間ゆっくり過ぎる

「天空の城ラピュタ」のワンシーンに出てくるような構造物でした。
小大下島 石灰石工場跡のタンク
今治市にある小大下島(こおげ・じま)。関前諸島の一つで、22世帯、27人が暮らす離島です。
小大下島町並み

交通手段は今治市と岡村島を結ぶフェリーボートと高速船。
小大下島 第2せきぜん

この島は、全て石灰石でできているため石灰の製造製造が盛んな島でした。石灰石工場跡のタンクは、長い年月で赤くさび、当時の面影を残しています。
小大下島 石窯

石灰石を焼いた巨大な石窯、幅10メートル、高さ5mあります。
小大下島 石窯入口
上から石灰石と石炭をサンドイッチ状に積み重ねて焼いていました。

海面に龍が出てきたように見える奇岩「龍ケ鼻」。石灰石の色が白く光っていました。
小大下島 龍ケ鼻

海をはさんで対岸に見える岡村島が見える場所に、石灰積出桟橋跡が残っていました。
小大下島 石灰積出桟橋跡

ゆっくりと過ぎていく離島の時間。潮流の早いこのあたりの海と反した時が流れました。


 広島ブログ
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2 件のコメント:

  1. でめちゃん2019年6月24日 21:25

    歴史を感じますね。日本には軍艦島とか時が止まったままの場所が沢山ありますよね。息づかいが耳を澄ませば聞こえてきそうですね(^^ゞ

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    1. はい。島に住んでいますが、島好きになりました(笑)

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