2025-11-25

国木田独歩が愛した馬島 干し鰈の句碑に文学の香り

「干し鰈くぐりて島へ往診す はるほ」。かつて診療所だったと思われる建物の前に立つ石碑に、一句が刻まれていました。


山口県田布施町にある「馬島」に来ました。


周囲5.8キロ、人口20人の島。諸説ありますが、平安時代に馬飼い島だったことが島名の由来となっています。


島に上陸すると、そこにはゆっくりとした時間が流れていきます。


明治の文豪・国木田独歩(1871-1908)はこの島をこよなく愛したといいます。1902年に発表された「酒中日記」は、自身の青春の思い出をもとに創作され、馬島が舞台となっています。


青い空に浮かぶ白い雲を連想させるような定期船「ましま丸」。


長く伸びる白い航跡。次第に消えていく波とともに、馬島を後にしました。



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