2025-11-12

暮らしの記憶 畑に咲く茶の花

手まりのようなかわいいつぼみが、花を開こうとしていました。


このあたりでは、ミカン畑の境界にチャノキを植えています。


ツバキと似た花が咲く季節となりました。


かつてお茶は、ささやかな贅沢の象徴でした。ひょっとして、その昔は暮らしの中に豊かさを求めた、嗜好品だったのかもしれません。

昔、煎じて飲んだことがありましたが、少し渋く、野の香りがしました。製造方法が違っていたかもしれません。

お茶の生産地では、茶葉に十分な栄養がいきわたるように、花を早くに摘み取ってしまうため、目にする機会はほとんどないといわれています。

種から油を採り、食用や洗髪に利用していた地域もありました。家紋としてもデザインされ、40種類以上が生み出されるなど、日本人の暮らしと深く結びついてきた植物です。


花が道路に散っていました。次第に、実をつける準備が始まっています。

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 広島ブログ  幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am

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