2026-03-28

万葉の香りに包まれ 人生の終着を思い桂浜に立つ

万葉集の香りを求めて、倉橋島にある桂浜を訪れました。


毎週ラジオから流れる「上野誠の万葉歌ごよみ」は、國學院大学の上野誠教授のナビゲートによる、万葉時代のちょっぴりいい話です。
番組では、先週・先々週と、航海の吉凶を占う役割を担いながら、船内で流行した天然痘に倒れた雪連宅満(ゆきのむらじやかまろ)の物語が紹介されました。


壱岐出身で航海の占いを担っていた雪連宅満は、遣新羅使の船に乗っていましたが、船内で天然痘が流行し、帰郷の地で亡くなったと伝えられています。


巻の十五 三六九〇番
「世の中は 常かくのみと別れぬる 君にやもとな 我が恋ひ行かむ」
この世は常にこのように別れがあるものなのか。別れたあなたを思いながら、これからも恋い続けていくのだろうか。

巻の十五 三六九六番
「新羅へか 家にか帰る 壱岐の島 行かむたどきも思ひかねつも」
その魂は、新羅へ向かうのか、都の家族のもとへ帰るのか。壱岐の島へ向かう術さえ、思い浮かばない。


国を背負った旅は、多くの命を失いながらも、なお目的地へと向かいました。

彼岸も過ぎ、気がつけばあっしも御年62歳。



遣新羅使ゆかりの地に立ち、万葉の風を浴びながら、いずれ訪れる人生の終着点に思いを寄せました。

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