東日本大震災「ドリームのうみ」が縁 10年ぶりに画面で再開

献血ルームで何げなくテレビを見ると、10年前にお世話になった人と画面を通じて再会しました。

「震災からの年月を振り返り、心に浮かぶ人に感謝状を渡す」という取り組みを続けてきた番組「ありがとうを3.11に伝えよう委員会」。

懐かしい。本当に懐かしい。意外な場所での再開に懐かしさがこみ上げました。

「ありがとうドリームのうみ」。その寄せ書きが、高田桟橋に飾られています。

当地から貸し出していたカーフェリー「ドリームのうみ」。２０１１年４月23日から１年間で25万人、車両５万台を運び通勤通学などで住民の貴重な交通機関となりました。

「心からありがとうの言葉を言わせてください。」

心を込めた寄せ書きに胸が打たれます。船の縁で、あっしも気仙沼市でお世話になりました。

「ＢＯＮ　ＶＯＹＡＧＥ」。消えかかり、にじんだ文字が10年以上の長い歳月を伝えていました。

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　 　幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am

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