岩手県奥州市に、全裸で下帯を身に付けた男が福物の柴燈木(ひたき)と呼ばれる松明を掲げる像が鎮座しています。
日本三大奇祭のひとつ、蘇民祭が千年の幕を閉じる報道がありました。
舞台となる黒石寺(こくせき・じ)の入り口に、像が迎えてくれます。
山懐に抱かれた場所に、黒石寺が建立されています。
東北地方初の寺院として、729年に行基が開山しました。
『備後風土記』の中に蘇民信仰の逸文が残されています。「黒石寺蘇民祭」は、東北地方の蘇民信仰の伝播を伺わせる祭で、古代の姿を今に伝える貴重な民族的遺産です。
後継者不足で蘇民祭が開催できなくなったといいます。当地でも、後継者不足の声がささやかれる現実があります。
男性的壮観な絵巻物が繰り広げられた黒石寺。千年の幕は、来年閉じようとしています。
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幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am
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