幸か福岡かふくおかひろし
広島市の南に浮かぶ島、江田島市から情報発信。ちょいとだけ季節を先取り。酒と肴を楽しむ人生にリーチ。
2014-04-30
賑やかだった名残
港町には遊廓をはじめとした歓楽街があった。
津波の被害で今は営業していなかったが、今でもその名残が見られる。
「王朝風お座敷サロン」。
十二単を着ている人が登場かな?王朝風って、烏帽子のコスプレか・・・。
看板を見るだけで、いろいろと想像してしまった。
今は廃墟と化しているが、賑やかなころに来たかった・・・(笑)
2014-04-29
弘前公園の桜に言葉失う
「ドライブに行きませんか」。同じ社宅の人から声をかけられた。
日曜日に東北三大桜名所のひとつ北上市の展勝地を訪れ行く春を惜しんだが、今日は北上市を北上した青森県弘前市。
岩手県以北に行ったことがなかったので、青森県デビューの日となった。
東北三大桜名所となっている弘前公園の桜に言葉を失った。
散った花びらは、堀の水面を生め桜のじゅうたんに。
桜の木々から顔を見せる岩木山、
今までに体験したことのない桜の光景が、思い出に残る青森デビューとなった。
2014-04-28
尾びれを見るせり人
気仙沼市場にクロマグロの水揚げが増えてきた。1週間前に比べ、明らかに見てとれるほど。
ここには世界24カ国で水揚げされた魚がせりにかけられるという。
最初に尾びれの様子をみて、次に腹の中をみると、トロの状態がわかる。
せり人は、並べられた魚の尾びれを懐中電灯をあてて入札していた。
写真を拡大すると、尾びれにも霜降りの状態が。
状態の良し悪しは分からないが、尾びれだけでもいい巣から、ちょっとしょうゆをつけて・・・ゴクリ(笑)
2014-04-27
2度目の春を終える桜吹雪
今日はみちのく三大桜名所に数えられている岩手県北上市にある北上展勝地にぶらり。
北上川沿い2キロメートルにわたり、樹齢90年を越す500本のソメイヨシノが桜のトンネルを作り出していた。
桜のトンネルに走る観光馬車も、春の装いに一躍買っていた。
歩いても歩いても、桜の端に届かないことにほどほど疲れることに。
山には、北上山地の雪の姿が。2日前が満開だったという。
2度目の春を惜しむように花吹雪が舞う中、最後の桜を楽しんだ。
2014-04-26
ツアーで震災再認識
同じ職場で派遣職員を対象とした気仙沼ツアーが、4月26日気仙沼市で開催された。
現在、派遣されている職員は280人。ご当地出身のプロパーでさえ、所属が分からないという。
22人が参加したツアーは、主に港湾施設が対象。
今は更地となっている地域が、震災前は港町で栄えていた話をはじめとしてた話を地元ボランティアガイドから説明を受けた。
「津波は押し寄せる波よりも海に引く並みのほうが強いんですよ」。
今も震災当時の姿をしている港町ブルースの記念碑も、海側にお辞儀していることが分かった。
漠然と見ていたものが、地元の人の話を聞き震災を再認識(驚)
2014-04-25
花が語る時間の経過
今も列車の運休が続いているJR大船渡線の線路に差しかかった。
トンネルは、一般の人が入れないようにバリケードが。このトンネル以外も、同じように閉鎖している。
道と交差している線路のすきまは、アスファルトでつぶれていた。
一部の線路は撤去され、代替バスBRT(Bus Rapid Transit)で運行しているが、手付かずの部分もある。
赤くさびた線路とタンポポの花が。3年という時間の経過を語っていた。
2014-04-24
県外ナンバー多いトラック
県外ナンバー多いトラック
夕方、近くのスーパーでは、閉店間際にほとんどの惣菜が売り切れていた。
地元の人に聞くと、工事関係者が購入しているという。
震災以降、地盤沈下の工事でいたるところに高く盛り土が積まれ、多くのトラックが行き来している。
ナンバーを見ると、隣接する岩手県はもとより関東や津軽海峡を越えた地域まで。これらを見るだけでも、東日本を旅している気分
(笑)
2014-04-23
冬と春の足音が聞こえる
冬と春の足音が聞こえる
今宵も5℃前後の気温だが、日中は暖かく、桜も咲き誇っている。
陽気に誘われ、春を迎えた唐桑(からくわ)半島をブラリ。
対岸は北上山地に位置する標高874.7メートルの氷上山。目の前は、岩手県陸前高田市が広がる。
下界は桜が満開だが山頂には、今でもうっすら雪化粧。
冬と春の足音が一緒に聞こえる場所。
広島にでは、海が広がり高い山がそびえ、冬と春の光景が一度に見られることはなかった。
雪も、次第に消えていると言う。
本格的な春もすぐそこ。黄金週間は、気仙沼の周辺をウロウロかな
(笑)
2014-04-22
夜を照らすイカ釣り漁船
造船所にドック入りしている船から、集魚灯の明かりが夜を照らしていた。
地元の人に聞くと、イカ釣り漁船の集魚灯だという。
彼の国で夜を徹して行われている行方不明者の捜索に、イカ釣り漁船の集魚灯が使われているとニュースで言っていた。
かなり離れた場所でも、強い光だった。
死者・行方不明者300人近い痛ましい事故が発生して1週間。
連日のニュースで、遺族は政府に怒りの矛先を向けていた。
私見だが、船舶会社に責任があり、対応するるはずだが表にあまり出てこない。
これも、国民性なのかなぁ・・・?
2014-04-21
市場にビンチョウズラリ
気仙沼魚市場にブラリ。そこには、テレビの魚市場で見られる光景が広がっていた。
先週はネズミザメだったが、今回はおびただしいビンチョウマグロがズラリ。クロマグロの姿も数匹見られた。
せりはコンピュータ化されているので、以前のような光景は見らずしずから取引されていた。
せり落とされたマグロには、番号が張られ、次々と仲買人に引き取られた。
この魚が、寿司店や家庭食卓に登るんだろうな・・・、と思いながら、今宵も刺身は口にしなかった・・・(笑)
2014-04-20
川土手に春の足音
今日の最低気温は氷点下0.7度。
市内を流れる大川に吹く風はもっと冷たく市街地と比べて開花も鈍い。
東日本大震災で海から3kmにあるこの辺りまで津波が。
ほとんどの桜が塩害で枯れてしまった中、けなげに花を咲かせていた。
川土手を歩くと小さい春の足音が。
桜並木とはいかないが、ちっちゃいお花見を楽しんだ。
2014-04-19
マンボウの味は・・・淡白
「お待ちどうさま。酢みそでどうぞ」。
大将から白身魚の刺身が出てきた。
口に入れると今まで食べたことのないほど淡白な味。食感はイカのようだが・・・。
「これはマンボウ」。
「マンボウって水族館で見るあのマンボウ?」
と、マンボウの刺身だった。
酢みそで食べるクジラのオバ(おばいけ)と似ている食べ方。味も似ていることを思い出した。
水揚げされたときはすでに延命できない状態で、これからの季節、店頭にも陳列されるという。
マンボウの肉は水分が多く、遠方に送るときは冷凍して送らないと食べられない。食べたことはないが、油で揚げるとササミのようになるとか。
ハモより淡白な魚。広島県人の気性に合うかどうか・・・(笑)
2014-04-18
線路に大きすぎる置石
東日本大震災の影響で、JR気仙沼線の一部区間は、被災した線路を専用道として整備し代替バスBRT(Bus Rapid Transit)で運行している。
被災し、列車も走っていない線路を歩いていると、大きな石が横たわっていた。
押してもびくともしない大きさ。
付近では、津波の傷跡が今でも残っており、近くにあった駅舎も今はない。
裏づけはできなかったが、盛り土のある線路に大きな石が横たわっているのは、震災の要因が否めない。
地元の人は、軌道の復旧はコースの変更が必要ではないかと話していた。
ちょっと大きすぎる置石。動くのはいつの日か・・・。
2014-04-17
魚市場でサメのせり
気仙沼魚市場にブラリ。近海の魚とともに、ネズミザメのせりが行われていた。
気仙沼はサメの水揚量日本一。ここではモウカザメと呼ばれている。
身は切り身や魚肉練り製品の原料として使われ、「モウカの星」と呼ばれる毛心臓は臭みも無く酢味噌が合うという。
一度は、食べてみたい逸品。
これからの季節、カツオやマグロ、サンマなど、海産物のせり見られる。
この日は水揚げ量が少なかったが、最盛期の水揚げ風景に興味津々(笑)
2014-04-16
テールランプが光る黄昏
山の中腹から市街地を眺めると、被災した地域に車が行きかっていた。
家はあるのだが、中の明かりはほとんどついていないように見える。
この時間になると、交通量が増えている。
行きかう車のテールランプの光が黄昏に映えていた。
ちょいと寂しい様相だが、いずれ街の明かりが戻ってきてほしいな。
2014-04-15
特別天然記念物とバッタリ
数十メートルには民家もある場所、道草しながら山道を歩いていると、野生の生き物と遭遇。
相手は驚きもせず、こちらを見ながらソロリ。
特別天然記念物のニホンカモシカとバッタリ会った。
今まで、動物園でしか見たことがなく、野生のそれは初めてだった。
地元の人に聞くと、シカやキツネ、タヌキも会えるという。
動物園でしか見られない動物に会えるのかなぁ・・・(笑)
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