2014-03-08

耕して天に至る段々畑

 自宅から車で走ること30分にある倉橋島にブラリ。そこから、2本の橋を渡った広島県最南端の島、鹿島に行った。

 島は平地が少なく、山も急斜面で、土壌も花崗岩が風化したもののため、耕地にするには、石垣を築く必要があった。

 江戸時代後期から明治にかけて移り住んできた先人が、山から出る石や磯の石を「負い子」で運び上げて組み上げ、食糧確保のための耕地を作ってきた。

 機械がない時代に、一つ一つ手で運んだ気の遠くなるような作業。現在、「耕して天に至る」と呼ばれるにふさわしい石積みの段々畑となった。

 昔の人はすごいパワーを持っていたんだと改めてびっくり<(_ _)>


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