2025-12-08

「鉄の棺桶」特攻兵器 回天の基地を訪れる

「搭乗すれば、生還は望めない」。狭い操縦席に身を収め、潜望鏡から見る光景は、どのようなものだったのでしょうか。


今から84年前の12月8日に、太平洋戦争が開戦されました。

かつて臨時首都であり、軍都・軍港、そして平和都市となった広島に暮らしているので、日頃から各地の戦争遺構を訪れています。


足を運んだのは、山口県熊毛郡平生町にある阿多田交流館。ここは、かつて人間魚雷「回天」の訓練基地でした。


全国に4カ所あった基地のうち、3カ所が山口県に置かれていました。


およそ1.5トンの爆薬と共に敵艦へ体当たりする特攻兵器。


「天を回らし戦局を挽回する」という願いから名付けられた「回天」でしたが、実態は生還を前提としない「鉄の棺桶」でした。



あれから80年あまりの月日がたちました。自分の心の中で歴史を風化させないため足を運んでいます。

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 広島ブログ  幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am

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