海の上に漂う食欲をそそる香り。海の上で味わうカップ麺は、高級料理にも負けないプライスレスな味わいです。
本業と家業の真ん中で、今日もひとり海の上。誰にも邪魔されない、自分だけの空間です。
小売店で買ったエビを針につけ、タイを夢見て期待の一投。
目の前を、広島行きの定期船が白波を立てて走り去っていきます。
仕掛けを揚げるたびに手付かずの餌が戻る現実。魚はいないのでしょうか。
きしむロープと波の音、遠くで響くエンジンしか聞こえない時間がゆっくり過ぎていきます。
連れる兆しもなく「今日もダメかな」。
残ったエビをパクリ。人間の餌として美味しく味わいました。
西に傾いた太陽に背中を押され、そろそろ納竿。振るわない釣果でしたが、海の上で飲んだ温かいコーヒーが、冷えた体に染み渡る「心の大漁」でした。
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幸か福岡かふくおかひろし
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