2020-09-30

10月1日は日本酒の日 三浦仙三郎 日本三大酒処「西条」の礎築く

明日10月1日は「日本酒の日」です。
十二支は、本来は1年の月の記号。10番目にあたる「酉」は、日本では「トリ」と読まれますが、元来壺の形を表す象形文字で「酒」を意味しています。

10月は新米を収穫し酒づくりを始める季節。その為10月1日が酒造元旦と言われていました。
日本の國酒である日本酒を後世に伝えるという思いを新たにするとともにとともに一層の愛情とご理解をと言う願いを込めて、「10月1日は日本酒の日」は日本酒造組合中央会が、1978(昭和53)年に定めました。

日本三大酒処は・・・。
神戸市「灘」
京都市「伏見」
あと一つは・・・
東広島市「西条」です。広島県民でも、答えられない人がいるほどです(笑)

西条が日本三大酒処の理由は、東広島市安芸津町三津、榊山八幡神社を訪れれば、答えがあります。
そこに鎮座する三浦仙三郎(みえら・せんざぶろう)銅像。


1876(明治9)年、仙三郎は酒づくりを始めます。しかし、醸造した酒のほとんどが、腐ってしまいました。
1893(明治23)年、「灘」「伏見」は硬水、この地は酒づくりにてきしていない軟水であることが分かったのです。
その後、1898(明治28)年に、温度計を使い、酒蔵を清潔にし、低温醸造をした「軟水醸造法」に成功しました。


それを、ほかの酒屋で普及させ、地元の酒づくりの技術発展に貢献したためです。




2021年には、三浦仙三郎の人生を描いた「吟ずる者たち」が公開予定です。


 広島ブログ
公式サイト幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am

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