「アレイからすこじま」付近のレンガ倉庫群にブラリ。
主要道路沿いに古の香りが漂っている。
ここは、呉海軍工廠の前身である呉海軍造兵廠時代に建てられたもの。昭和よりも、明治時代といったところ。
空襲の被害により一部の建物が破壊されたが、戦後、国から購入した民間企業が修理し、現在は倉庫として使用している。
欠けているレンガもある。
文字が刻まれているものも。
明治28(1895)年に友人の古嶋一雄氏が海軍従軍記者として軍艦「松島」で出征するのを見送るため呉を訪れた、正岡子規の句碑も。
「従軍の人を送る 陽炎に 心許すな 草枕」
昭和よりも明治にタイムスリップした。
公式サイト幸か福岡かふくおかひろし
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