2015-08-15

ベニヤ船「マルレ」で特攻 陸軍海上挺進戦隊碑に立つ

今日は、終戦70年目の日。広島も朝夕は涼しくなったが、日中は暑い日が続いている。
テレビでも記念番組が放送されているが、ドキュメンタリー番組が好きな性格なので、タレントの登場でちょいと違和感が・・・。


市内にある、江田島町幸ノ浦地区に対岸は広島市南区似島。
ここに、陸軍海上挺進(ていしん)戦隊戦没者慰霊碑が建っている。

部隊は昭和19(1944)年8月に、略称マルレと呼ばれる船、250キロの爆雷を積載したベニヤ板で造った船に乗って敵艦に突撃する海の特攻隊が誕生した。自動車のエンジンを装置した時速24ノット(約44キロ)で走る。

数十隻の戦果に対し1,636人の尊い命が失われた。

原爆投下後、部隊は訓練を一時中止し、被災市民の救助にあたったという。

慰霊碑の裏には、「広島原爆時入市救援隊被爆死没者追悼供養」が合祀されていた。

すぐそばで、若者が大音量の音楽で海水浴を楽しんでいた。沖合では、プレジャーボートで海を楽しむ人の姿も。

少しでも、碑の意味を知ってくれればと思うけど・・・。



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