2015-08-17

紙でできた盆燈籠 雨が降り見納めか

旧暦の盆も終わり、島にも静かさが戻った。このあたりでは、「安芸門徒」と呼ばれる浄土真宗本願寺派を信仰している家庭が多く、この季節になると墓地に盆灯籠を建てる習慣がある。


灯籠には墓を訪れた人の名前を書く人も。

江戸時代に浄土真宗本願寺派で起きた法論「三業惑乱(さんごうわくらん)」で広島県出身の学林派大瀛が読んだ歌「極楽の道は一すじ南無阿弥陀仏 思案工夫のわきみちをすな」が灯籠の一部に書かれていた。

初盆の墓には白色が、それ以外は色とりどりの灯籠が供えられている。

そうこうしていると、雲行きが怪しくなり雨が降り始めた。

紙でできているので、そろそろ見納めかも。



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