建物の向こうに、鮮やかな装飾を施された船の姿がありました。
船名は「宮島丸」。厳島神社で行われる伝統行事「宮島管弦祭」を1カ月後に控え、定期検査の真っ最中。
高田御供御用船である「宮島丸」は、管弦祭で御座船の後に続く重要な役割を担います。
由来は、1701(元禄14)年にまでさかのぼります。地御前からの帰路、荒天により御座船が自力航行不能に陥ったとき、船が救援に駆けつけたことが始まりとされています。これをきっかけに、以後「御用船」としての奉仕が続けられてきました。
一時はその伝統も途絶えましたが、2022年に復元され、現在に至ります。
塗装も無事に終わり、船はまもなく海へ。7月11日の宮島管弦祭で雄姿が現れます。
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