大きな殻の中に小さな身が、今年の不漁を物語っていました。
国内有数の産地・広島を襲った、養殖カキの8〜9割が死滅するという異常事態。
「今シーズンはもう味わえないかもしれない」。そう諦めかけていた矢先、手元に届いた貴重なカキ。
一枚ずつ丁寧にプレートへ並べ、じっくりと火を通します。
殻から立ちのぼる濃密な潮の香りに、思わず深く息を吸い込みました。
厳しい状況の中で、この一粒を届けてくれた生産者に感謝を込めて。
凝縮された旬の味を、大切に味わいました。
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幸か福岡かふくおかひろし
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