江戸時代の終わりごろ、広島には窯元「江波焼」が製造されていました。
江波焼は、現在の広島市中区江波で1828(文政11)年から1872(明治6)年ごろにかけて焼かれていました。しかし、残された資料が少ないので「幻の焼き物」と言われています。
昭和初期に、地域の山が埋め立て用土として開削されたため、その姿が消えてしまいました。
広島高速3号(広島南道路)の工事区域から、陶磁器片や窯道具が発見され、日常雑器としての陶器が多数含まれていました。
このことから、江波焼は主に広島城下の人々の需要に応じて作られ、藩の国産奨励策に沿って生産が進められていたようです。
高速道路の下に、江波焼の資料を展示しています。
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幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am
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