呉市営バス面影残る車体 路線バスの役目終え姿消す

岬を巡るバスが走る。フォークソングに登場するような光景が広がります。

白い車体に海の色をしたラインが特徴的なバス。呉市交通局で使われていたものです。

島内を走っていた呉市営バスの車体が、12月22日を最後に路線バスの役目を終え、12月26日に市内から姿を消しました。

呉市営バスは、１９４２年から呉市とその周辺を走った公営交通事業者。２０１２年に広島電鉄に営業譲渡しました。

それと同時に、車体は広島電鉄のコーポレートカラーである緑色に塗り替え。呉市営バスの面影を残して走っていました。

江田島バスでは２台を所有。そのうち１台は２０１９年11月26日に役目を終え、現存する車両は１台となっていました。

車体は、かつてバス車両の車体部分を製造していた西日本車体工業株式会社の９０ＭＣＥ－１中扉設置車両。

呉市営バスの面影が残るバス。その姿を見ることはありません。

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　 　幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am

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