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2019-09-07

50世帯の集落太鼓の音 100年以上歴史地域根付く

「大正七年」が刻まれた太鼓の枠。太鼓は明治時代中期のもの。100年以上の歴史が地域に根付いていました。

近くの集会所、夜になると、子どもたちが三々五々練習のためにやって来ます。

秋祭りは、旧広島県佐伯郡の島しょ部の5つの地域が持ち回りで担当。当地が担当の今回は、慣例として、地域を6つの集落に振り分けます。

5年に一度の行事、少子高齢化のため、回を追うごとに集落での開催が難しくなっています。

雅楽を担う子どもたちも地域の人たちの努力で、集会所の練習となりました。

高齢化で指導者も不在となったため、あっしに白羽の矢がたちました。

笛も吹き、太鼓の指導を一人で担当。笛の音を何度も録音して、パソコンでトラックダウン。何重奏の音色は、祭ばやしのように。家にあるコンピュータの機能をすべて活用しています。

夜の明かりを求めて、本土に上陸もままなりませんが、9月22日の本番に向けて、毎夜練習しています。

50世帯ほどの集落に毎夜、太鼓の音色が響いています。


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