奈良県桜井市にある長谷寺に来ました。大和と伊勢を結ぶ初瀬街道を見下ろす初瀬山の中腹に本堂が建ちます。
小倉百人一首35番歌。作者、紀貫之(868?~945?)がここを久しぶりに訪れ、再会の相手に贈った歌です。梅の花がほころび、春の陽気が漂い始めた。うれしさもあり、寂しさもある。出会いと別れの季節が、また巡ってきたという意味です。
長谷寺の舞台にある拝殿には、参拝者が訪れていました。
再会の旅。出会いの喜びと別れの寂しさが、古刹(こさつ)の参道に紅梅が咲いていました。
公式サイト幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am
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