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2016-12-23

日本三大酒処「広島県・西条」知る 1年ぶりの同窓会日本酒談義に

昨夜は、研修仲間の忘年会。広島県内から広島市に集合しました。
かれこれ15年続いています。

近況報告から、フランスで広島県産日本酒のブランド化を進めている人の話から日本酒の話題に。

「日本三大酒処を知っていますか」

「兵庫の灘五郷と京都の伏見と・・・う~ん・・・」。

あと一つは、広島の「西条」と教えてくれました。日本酒の生産量は、1位兵庫県、2位京都府、3位新潟県で以下秋田県、愛知県、埼玉県、福島県の順で広島県は第8位。

8位の広島県がなぜ酒処?というと、このあたりは軟水なので、酒造りに向いていないとされていました。明治時代に東広島市安芸津町の三浦仙三郎が軟水で低温発酵の醸造法を発明。それを、このあたりの蔵元に伝え、この地での本格的な酒造りが始まったのが由来。
精米機のメーカー「サタケ」が西条にあったことから、米を削る技術が発達し、徐々に吟醸酒造りも盛んになった経緯でした。

低温のため、西条の酒は甘い日本酒の製造量も多い場所となっています。

今は、年に数度、パリで広島日本酒の営業活動を行っています。
灘五郷、伏見もパリでの営業を進めていますが、広島も奮闘している話を聞きました。

一次会の締めはもちろん西条の酒。1年ぶりの再会で日本酒談義に花が咲きました。



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