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2016-12-22

15年前12月21日「北朝鮮工作船事件」 銃痕が当時の様子を語る

操舵室に打ち込まれた銃痕。今でも生々しい光景でした。

今から15年前の平成13(2001)年12月22日、鹿児島県奄美大島沖で発生した「北朝鮮工作船事件」の事件。北朝鮮の工作船で被災した巡視船「あまみ」が広島県呉市にある海上保安大学校で一般公開しています。

事件は、北朝鮮の工作船が海上保安庁巡視船の停船命令や船体射撃を無視して逃走。接近した巡視船に、攻撃したため、巡視船「あまみ」「いなさ」が応戦。その後、工作船は自爆とみられる爆発をして沈没しました。この銃撃戦で巡視船「あまみ」の海上保安官3人が負傷。工作船の乗組員10人(推定)が死亡しました。

艦橋では、いたるところに銃痕があり、レーダーや前部マスト灯を始め、操舵室にある計器類も被災。

被弾した操舵室のガラスは細かくひび割れていました。

赤外線カメラで見たロケットランチャーが命中しなかったことが不幸中の幸いでした。

あれから15年。彼の国はいまだに暴挙を繰り返しています。

日々、めまぐるしく起こる事件・事故で過去の記憶が薄れがちですが、銃痕が当時の様子を語っていました。



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