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2016-08-06

似島「慰霊の広場」 原爆犠牲者が多数埋葬される

71年前の今日は、広島に世界で初めて原子爆弾が投下されました。
広島市の平和記念公園では記念式典が開催されました。 広島港の南、約3kmに「似島(にのしま)」があります。周囲約16.0キロ、3.87平方キロメートルの島です。
原爆で負傷した多くの人々が似島にある第二検疫所へ助けを求めてやってきました。処置をされた人は原爆投下後20日間で、約1万人とも言われています。 治療のかいもなく、ほとんどの方がここで亡くなられ、葬られました。 戦後、発掘調査により多くの遺骨が収集されています。 島の南東部に約1900平方メートルの「慰霊の広場」があります。
平成16(2004)年に「火葬されていない遺骨がこの地に今も眠っている」との民の声に広島市が戦後第3回目の遺骨発掘作業を行い、多くの遺骨・遺品を発掘しました。
その後東西の両端に高さ1・5メートルほどの小高い丘を作り、似島小学校、中学校の児童生徒が「しあわせを願う塔」「平和を願う塔」を作り、地元の人と一緒に花を手向けています。






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