気仙沼では神様に魚とお神酒をお供えして、一年に感謝し、大漁・五穀豊穣・商売繁盛・家内安全を祈願している。
昔は生きている魚が供えられていたが、最近は「どんこ」と呼ばれるエゾアイナメ。
深海に住むため、口から内臓が出ていることもあり、口から入れたものを口から出す財布魚とも言われている。
今朝の気仙沼市魚市場もどんこの入った発泡スチロールが積まれていた。今日の高値での取引は1週間前より800円高い4360円と、人間社会で珍重されるほど、どんこには受難の日。
どんこをぶつ切りにして、みそ仕立てに。最後に、肝を軽くのせて出来上がり。
まずは、肝をパクリ。見た目に似合わず、濃厚な味で悪くない。次に、身を口に進めた。白身でホクホクした味。今まで食べた魚の中で、タチウオに似た味。故郷を思い出すような味だった。
今夜はご当地の風習に従って『えびす講』気分に。ささやかな料理で、文化と風習の違いも味わえた。
公式サイト幸か福岡 ふくおかひろし
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