日に日に秋が深まっている陸中国にブラリ。
奥州市江刺区にある阿原山に。
ススキの向こうには、彼方には、北上連邦の山並みが続いていた。
「劍舞の 赤ひゝたれは きらめきて うす月しめる 地にひるがへる」
宮沢賢治が地質調査でこのあたりに立ち寄った時に、読んだ句碑があった。
「日本棚田百選」の北限の地、一関市大東町にある山吹棚田では、稲穂が黄金色にこうべを垂れていた。
すでに収穫も終わり、稲木にかけられている稲も。
飛び交っていた赤トンボも羽を休めていた。
郷土に比べ1カ月ほど季節を先取りしている。朝夕は半袖では肌寒いほど。
人生で一番早い秋を体中に感じている。
公式サイト幸か福岡 ふくおかひろし
0 件のコメント:
コメントを投稿