「これはどなたですか?」帰り際に背の人に尋ねた。
宮城県の飲食店で、この色紙を目にすることが多くあり、疑問に思っていた。
「仙臺四郎(せんだい しろう)ですよ」。
江戸時代末期~明治三十五年頃に仙台で実在した人物。7歳のころに川に落ちて意識不明になり脳に障害が残ったため、ほとんど話せなくなり「四郎馬鹿(シロバカ)」とよばれ毎日。ところが、彼が立ち寄る店は必ず繁盛し、彼が抱く子供は丈夫に育つということから、「福の神 仙臺四郎」と呼ばれ当時から大変な人気者だったという。
このようなことから、現在でもこのあたりでは、福の神としての信仰として、飾られている。
広島にいては知る由もなかった人物。
宮城の伝説を知ることができて、チョイトすっきり。
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