綾姫の里「りょうり」。聞き覚えのある地名と思う人がいらっしゃるのではないでしょうか。
2月26日に大船渡市で発生した林野火災は、2100ヘクタールを焼損し現在も延焼中です。
綾里地区は火災発生時から避難指示が出されている地域です。
10年前、この辺りをよく訪れていました。SNSでご当地とつながっている人もいるので心を痛めています。
三陸鉄道に乗って、綾里駅に降りました。
近くには、重さ約1トン、大きさ縦横約2メートル、高さは1.8メートルの日本一大きな権現様が鎮座されています。
東日本大震災の被害を確かめたくて訪れた場所。明治三陸地震では遡上高(海岸から内陸へ津波がかけ上がった高さ)約38.2m、東日本大震災では局所的に40.1メートルの遡上高が観測された地域です。
海の近くにまで迫る山はリアス海岸特有の地形。瀬戸内海とは全く違った海の表情です。
報道では、綾里漁港には、多くの漁船が停泊していましたが、ほかの漁港に避難しています。
平成以降最大の林野火災。一日も早く、鎮火することを願っています。
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