満艦飾中止の５月３日 異例となった貴重な体験

「朝早くからありがとうございます！」。乗船記念のメッセージをいただきました。

メッセージの裏は、海上自衛隊限定のスナック菓子。心温まるプレゼントでした。

呉湾艦船めぐりに乗船しました、

海上自衛隊では、建国記念の日、天皇誕生日、憲法記念日、海の日、文化の日、自衛隊記念日、観艦式実施日に、艦艇の満艦飾を掲揚しています。

今日は実施日でしたが中止になり、通常の自衛艦旗掲揚となりました。

自衛艦旗は両手に抱きかかえられ、船尾にまで持ってきました。

午前８時、呉湾にそれぞれの船からラッパが一斉に響き掲揚されます。

その後、甲板で勤務の引継ぎが行われます。ちまたは大型連休ですが、国防のため多くの人が働いています。

輸送艦くにさきのランプウエイが開き、格納庫に輸送用エアクッション艇（ＬＣＡＣ）が２機いました。

ＬＣＡＣは、本年１月１日に発生した能登半島地震で石川県輪島市に機材や重機を揚陸したほか、通信状況の改善のため資材の輸送に活躍しました。

満艦飾中止の５月３日。異例となった貴重な体験でした。

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　 　幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am

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