一人芝居「森の直前の夜」 佐藤信さんの出会い半世紀越し夢叶う

９月２日、一人芝居「森の直前の夜」を観賞に来ました。

広島市西区横川町にある小劇場「山小屋シアター」で上演されした。

フランスを代表する劇作家ベルナール＝マリ・コルテス（１９４８－１９８９）の戯曲に、「森の直前の夜」という一人芝居に挑むのが、雲南市に拠点を置く俳優・西藤将人さん。舞台上で言葉だけの演技を披露しました。

演出は1960年代から演劇界で活躍を続ける佐藤信さん。劇団黒テントを主宰し、座・高円寺(杉並区立杉並芸術会館）の初代芸術監督。

今からおよそ半世紀前。ラジオ小僧は、ＴＢＳラジオ「生島ヒロシの夜はともだち★Ⅱ　お～い！きいてるかい？」を毎夜聴いていました。送信所のある埼玉県戸田市から数百キロ離れた自宅で受信していました。

番組中、ラジオマンガ「ちび泥棒物語」は佐藤さんが手がけられたコーナー。番組のポストカードは、今でも大切な宝物のひとつです。

会場には一番乗り。目を閉じていても情景がイメージできる演技に、ラジオドラマとオーバーラップしました。

独り舞台の空間共有と、半世紀を越えた夢が叶った出会いに感謝したひとときでした。

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　 　幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am

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