昨年種付けされたカキの幼生が、少し大きくなりました。
夕方の海辺に来ました。潮位が大きいときは、海面下数メートルの場所に立つことができます。
少し暖色のかかった光を浴びて、広島行きの定期船が出航しました。
採苗したカキの幼生は、抑制棚に移します。棚は干潮になると海から出るため、海水に漬かっている時間が少なくなります。そうすることで、カキの成長が抑制され、環境変化の抵抗力が付きます。
つり下がったカキは風に揺れています。
海面下で水分十分含んだ砂から、川のように海水が流れていました。
成長したカキは、沖合に生育場所を移し、1年余り成長を続けます。
抑制棚に長い影が伸びていました。カキはここでの生活もあとわずかです。
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幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am
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