雲の切れ間から天使の階段 たそがれの海30分の船旅

薄明光線と呼ばれる、天使の階段が伸びてきました。

広島行きの定期船に乗船しました。鉛色の雲が覆う生憎の空。白い航跡が少し夕日に染まっていました。

雲の上は、満月のような太陽。

たそがれの海を、北に進みます。

雲の切れ間から差し込む光が、スポットライトのように海を照らします。

もうすぐ広島港。船の往来も増えてきました。

30分の船旅もそろそろ終わり。

夕日に背中を押されて、摩天楼の夜に急ぎます。

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　 　幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am

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