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2022-04-23

明治から続くいにしえの香り 肌で感じ赤レンガ見学

鏡越しに、東郷平八郎「制機先」の書が見えました。機械的に、垂直反転しています。
「制機先」は、相手が事を行なう直前に行動を起こし、相手の計画、気勢を抑える意味です。


今日は、海上自衛隊第1術科学校、幹部構成学校構内一般公開の日。数えきれないほど訪れていますが、訪れるたびに新たな発見があります。

1893(明治26)年にイギリスのジョン・ダイアックが設計した通称「赤レンガ」は、現在も幹部構成学校として使用されています。


2階に通じる階段に、東郷平八郎の書が飾られています。


「詳しいですね」。案内人の一言に「地元ですから」。


建物の左右に、長い廊下が広がっています。


船は、奇数は右、偶数は左というちょいとしたルールがあります。針路を右(面舵)にするときは汽笛が1回。針路を左(取舵)にするときは2回鳴らします。

長い廊下の部屋番号も、右は奇数、左は偶数になっています。

再度「詳しいですね」という言葉。

明治から続くいにしえの香りを肌で感じ、赤レンガの見学をしました。

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