「化けものを出せ 化けものを観ろ」 ―生誕１００年―秋山巌版画展（八丁堀福屋）

今年で生誕１００年を迎える秋山巌版画展が、八丁堀福屋本店で開催されています。

秋山巌（１９２１－２０１４）は、太平洋美術学校に学び太平洋美術会を中心に活躍。ＣＷＡＪ現代版画展にも出品しました。

棟方志功を板の師、種田山頭火を心の師とし、フクロウや種田山頭火をモチーフとする独自の境地を切り拓いた作品を手掛けました。

板画道の師　棟方志功が門下生に「化けものを出せ　化けものを観ろ」。

二人の巨匠によって「化けもの」を生み出しました。

#化けもの #秋山巌 #福屋 #棟方志功 #種田山頭火

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霜が描いた水墨画 朝の情景描く

水墨画のような枝が朝の情景を描いていました。

正体は霜。枝の先端に薄っすら白いパステルで描かれているようでした。

「こんな景色があったのか」。この場所は日常のコースですが、新しい発見にビックリ。

パステルの彩りのない枝の下。見上げる空は、次第に明るくなりました。

#水墨画 #枝 #朝 #情景 #霜 #先端 #白い #パステル #江田島市

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気嵐名残りの季節 スクリーンに作業の姿

桟橋で作業をする姿が、気嵐のスクリーンに映し出されました。

気嵐が立つほど穏やかな朝を迎えました。桟橋を離れる定期船は、ゆっくりと広島に向かいました。

エンジン音を響かせながら出港する漁船。小さくなるまで、船の音は聞こえていました。

燃えるような太陽が、東の空から昇ってきました。

白い気嵐も、うっすらと太陽に染まりました。

日中は春の陽気だった寒い朝。気嵐は名残りの季節となっています。

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霜から露に春の兆し 朝の水田季節のせめぎ合い

雑草の表面に霜がつく朝を迎えました。

最近は、日の出前から露に変化する春の兆し。

日の光が差し込むと、瞬く間に水玉の宝石を散りばめた世界が広がります。

小さな水滴が葉を覆う朝。

朝の水田は季節のせめぎ合い。確実に春へ近づいていました。

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春の足音を聞くキジバト 梅に羽を休める

明らかにこちらを意識している瞳が光っていました。

木に羽を休めているのはキジバト。近くにいても、逃げる気配がありません。

梅の枝から枝に飛び移ります。

時には、首を高くして辺りをうかがうことも。猛禽類の気配を感じたのでしょうか。

この場から離れないキジバト。春の足音を聞いているのでしょうか。

#春 #足音 #キジバト #梅 #枝 #江田島市

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畑の片隅にタンポポ咲く 一足早い春の訪れ

殺伐とした畑に、ささやかな春の便りを見っけました。畑の片隅に、綿毛や冠毛の付いた種子を作ったタンポポを見っけました。

今日も農作業。水たまりに氷が張る朝から、ミカン木の選定作業。

午前８時からスタート。一人ぼっちの畑で作業が続きます。

１本あたり約10分。半日で最大24本。この畑だけで２日以上の作業です。

午前８時の作業でも、氷点下の朝は、手足の先端は冷めたく、息を吹きかけながらの作業。古傷も傷みます。

正午になり、急いで家路に。湯を沸かしカップ目に注いで、畑に向かったのが20分後。

２００円の食事ですが、冷めきった体を温めます。分単位の勝負にかかけない食事。簡単に済ませ、畑へ向かいます。

せん定の終わったミカンはスッキリ。太陽の光が木立ちに差し込みます。

暖の効いた部屋に座っる文化的な生活がうらやましく思いながら、この家に生まれた性を肌で感じました。

畑の片隅に黄色いタンポポの花が咲いていました。一足早い春の訪れ。

季節の先取りが、ささやかな楽しみの畑仕事でした。

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視線の先に恋の香り うつろな目つき猫の姿

うつろな目つきで見つめる猫の姿を見かけました。

視線の先には、ちょいと恋の香りがします。

２月22日は猫の日。「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、猫とともにこの喜びをかみしめる記念日を」の趣旨で「猫の日制定委員会」が１９８７（昭和62）年に制定しました。

今日は「２」並ぶ日。西暦を加えると６つ並ぶ「スーパー猫の日」。猫の鳴き声「にゃん、にゃん」が雄たけびに聞こえそうなぞろ目の日です。

カップルの世界の後ろに、猫がもう一匹。

「のぞき見をするな！」。鋭い目線がこちらに向きました。

あっしが恋の世界を邪魔をしたのでしょうか。冷めた視線がこちらに向きました。

ヤキモチを焼いた猫が恋の世界をぶち壊し。

ほのかな恋は冷め切りました。恋の世界は人目のつかない場所でしてほしいのですが。

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