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2020-05-04

なんちゃって秘境の畑 ミカン木伐採額に汗

離合ができない車幅すれすれの道を、軽トラックが、進んでいきました。

人里離れた場所に存在する一軒家に暮らしている人を紹介するバラエティ番組風に言うと『危険な道』になるのでしょうか。こんな道を走り慣れているので、自動車教習所の道は広く感じられます。

うっそうとした道を抜けると、栽培しているミカン畑が広がります。なんちゃって秘境の畑でしょうか。

ミカンの手入れに来ました。先祖から継承している場所で、昔はあたり一面ミカン畑でしたが、年を追うごとに荒廃地となり、最近では数えるほどになりました。

今日は、このあたりで「テッポウ」と呼ばれるカミキリムシが侵入して枯れた木の処理です。

ちょいとなまけるとこの有様。
幹の中に大きな穴。伐採した木のすべてに幼虫の痕跡。

運悪く、チェーンソーの露と消えたもの、中から引っ張り出されて踏みつぶされたもの、火あぶりの刑に処されたものなどさまざま。

ホモサピエンスはあっしただ一人。鳥のさえずりとチェーンソーのエンジン音が響く畑で、額に汗を流しました。


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