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2020-02-01

海から見る立ち上る煙 日鉄日新製鋼高炉休止で波紋

蹴散らす波が、朝日に映える影を落としていました。

今日は快晴。定期船に乗って10分のクルージングをしました。

朝日に向かって船は進みます。

呉市に近づいてきました。海から見る重工業地帯から煙立ち上る煙がモクモク。

日本製鉄が呉製鉄所(広島県呉市昭和町)の第1高炉の操業休止を検討していることが分かり、地元では波紋が広がっています。

日本製鉄の子会社日鉄日新製鋼が所有する呉製鉄所では、第2高炉(炉容積2080立法メートル)を2024年度に休止することが決まっているので、第1高炉(同2650立法メートル)が止まれば全高炉が操業を停止すれば製鉄所の全面閉鎖も心配されています。

呉製鉄所の従業員は関係・協力会社を含めて約3300人。全面閉鎖となれば地域経済への影響は大きいものとなります。

国内鉄鋼メーカーは年間1億トンを上回る粗鋼生産を続けてきたましが、国内の鋼材需要は大きな伸びが期待できず、中国勢の台頭で2基の高炉が低稼働を余儀なくされ、昨年8月に発生した工場火災も要因だと見られます。

呉製鉄所は、太平洋戦争終結後の1951(昭和26)年、日鉄日新製鋼の前身である日亜製鋼が、旧海軍の工場「呉海軍工廠(こうしょう)」跡地に建設。鉄鉱石を溶かして鉄鋼のもととなる銑鉄(せんてつ)を製造する高炉を2基所有し、2018年度は自動車備品や建材などに利⽤される粗鋼計273万トンを生産しています。


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2 件のコメント:

  1. でめちゃん2020年2月2日 22:18

    どうなるのでしょうか……知り合いも勤めてるので心配です。呉だけじゃなく江田島もですよね……日本で景気が良いのは一部だけでほとんどが実感無いですよね。日本丸はどこへ向かうのでしょうか…

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    1. 当地でも依存が高い企業ですね。関係者は全体で3000人あまり。家族も入れると数万人規模。心配です。

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