時の流れを刻んだ歯車が、赤くさびていました。
今日は粗大ごみの収集日。収集場所には、家庭でいらなくなったものが捨てられていました。
その中に、今では使われなくなった唐箕(とう・み)の姿。
唐箕は、脱穀したあと風力を利用してもみやわらくずなど、重さごとに選別する農具で、明治時代から昭和30年代まで使われていました。
人間のために働いた農具も、最期のときを迎えていました。粗大ごみが積まれたゴミ捨て場も昭和の香りが漂っていました。
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